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建築・建設業界の裏や闇を斬る! 大工のおっちゃん工房

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あまり語られない屋根リフォームの真実とは

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震災や台風でしか最近は聞かなくなった屋根の修理や瓦の交換ですが、実は何十年もお施主様と施工店の間に見解の相違が思いっきりあるのが、この屋根なんですね

皆さんはどうですか?
屋根は台風や災害がない限り、一生ものだろうって思っていませんか???





現在、築70~80年の家屋を検討中の方へ

中古住宅でも、築100年という物件は、もう中々探せないとは思いますが、築70年~80年といったらまだまだ中古物件として出回っているだろうと思います

ですが、この中古住宅が中々の曲者なんですね

私のブログは、私が経験した事や工事した事しか書かないのですが、これはかなり衝撃でした

瓦屋根の下地の防水紙が、ビニールだったんです
しかも透明!

これ絶対手抜きだわ!
と思って色々調べたところ、現状使われているルーフィングというコールタールを含んだ防水材がポピュラーに出回る前、瓦や職人さんや問屋さんはメーカーが出す新しい防水材を試行錯誤しながら使っていた時期があったそうで

その他壁の防水紙を使ってある屋根もありましたね
まぁ、夏なんかは熱をもって歩けなくなるぐらいの場所ですから、ビニールや紙なんかは、パリパリになってしまって防水の役目なんかしません

雨漏りを直そうとしたら、屋根全面敷き直しなんてことにもなるので、充分注意してください



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そもそも金属屋根と瓦屋根では下地の作り方から違う

これは改めて書かなくてもご存じだと思いますが、屋根を構成する小屋組みが、基本は一緒でも頑丈な梁を使う所が太めの角材だったりします
ですから、家全体を構成する構造体も自ずと瓦屋根のほうが頑丈に作っています

震災の前は瓦屋根中心だった家造りも、震災後は金属屋根が主流になりましたが、それまでは家の屋根をどれだけ立派に作るかで競い合った時代もありましたね
懐かしい話です

どれだけ大きな柱を使って広間を作ってというお屋敷造りだからこそ立派な屋根が出来る  という事なんですが、今はメンテナンスフリーが主流になっていますね



瓦屋根もガルバリュウムも、実は一生ものではない

正直に話します

瓦は25年、ガルバリウム鋼板は20~30年(鋼板の厚みで変わる)、下地のルーフィングは、なんと20年が交換時期と明記してあります

ですから、新築を考える時に屋根だけは一生ものと考えるのは間違いです

でも、そう考えれば一戸建てでもマンションでも、メンテナンスや修理、リノベーションなどで定期的に費用はかかりますから、これは一生ものというのは無いですね
それをハウスメーカーの担当者さんは絶対話さないんですけど、私はこういう話は世間話的に話したほうがいいと思うんですけど



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和風な家でもこのようにガルバリウム鋼板で出来たものがあります
震災以来、このように主流はガルバリウム鋼板に変わりました
また、交換した瓦は、瓦チップとして庭作りの素材に再生されています



さて、屋根というのは下地の状態、素材を含めて考えないといけないものという事はご理解頂けたでしょうか
ただ、大きな工事にするか部分補修で済むかは相談しないとわからないですよね

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