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建築・建設業界の裏や闇を斬る! 大工のおっちゃん工房

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ホームインスペクションは必要ない?その真相を晒す

台所2



中古住宅や新築住宅を第三者の目で確認してくれる

専門家の目で、それ相応の価値があるか
新築引き渡しまで確実な工事を施工してくれているか

その心配に対応する為にホームインスペクターという業種がありますね

私もこの業界は長いのですが、ホームインスペクションという言葉を聞き始めたのは2000年ごろだったような気がします

さて、このホームインスペクション、どのような事をするかという内容とその実態をお話していきましょう




ホームインスペクションの歴史

ホームインスペクションは、欧米では古くからあった機関です
海外の住宅というのは、築50年というのは若いほうで、築100年という住宅も稀ではありません
勿論構造体が木造在来工法(日本独特な工法)ではなく、メンテナンスにも手をいれる事が常識の文化であり、気候条件も違う欧米だからこその築年数維持なのですが、だからこそ中古住宅を買う場合は慎重になります

こういう背景があるので、欧米は早くからこの制度と言うか機関がありました

2000年以前は、リフォームに関する診断や紛争問題に対応する会社や団体がありましたが、2000年以降、ホームインスペクションという言葉が聞かれはじめたんですね
でも当時は、新築の引き渡しの際に点検するという感じのものでした

それから5~6年して新築のみならず中古住宅にもホームインスペクションを施して、販売側と購入側双方の、安心して住める保証という感じで利用率も増え、2010年以降から現在までどんどん利用者も増えてるんです

でも、その内容とはどういうものなのでしょうか?



ホームインスペクションの内容

今回この記事を編集するにあたって、ホームインスペクションの会社の作業内容を調べました

ザックリ書くと、基本作業とオプションになっているものがあります

ん?オプション? なんだそれ?
と思い、基本点検場所とオプション点検場所というものを見てみると、

基本点検場所⇒外壁まわり、窓まわり、室内の床、壁、天井、他
オプション ⇒屋根の外側と内側、床下まわり

ここで私はあれ?って思ったんですね
一番大事な点検場所がオプションになっているんですよ
その他、新築の工事工程もオプションというのもありました



ホームインスペクションをする人、ホームインスペクターの基準

ホームインスペクションの会社では、ホームインスペクションする人の基準を
一級建築士、一級施工管理など、なんでも一級というブランドでアピールしています
でもね、私の感想は、図面を書ける、現場を管理したり工事を順調に進められる人が、果たして劣化や不具合を発見できるのか?という事をすぐ思いました

要はエキスパートの方向性が違うんですね
ちょっと難しい話になるんですが、完成の見た目は発注通りになっていても、その構造(骨組み)を強化するようになっていたり、小屋組み(屋根を構成する部分)が、多分図面通りだけど、このままじゃまずいな
とわかる人は、実際に工事に携わっている職人にしかわからない事なんです




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ここまでの話でおわかりだと思うんですが、建築には途中で起こる変更や図面にはない強化などがあり、そこで対応する職人、主に大工さんが判断するのがベストなんです

私も実際に大手のホームインスペクションの報告書を見たことがありますが、点個所の写真を添えて、きれいですや大丈夫ですというコメントがありした
全然大丈夫じゃないんですが・・・

実はホームインスペクターの試験は、国家試験ではなく協会の講習を受けた後に受ける試験の合格者という資格です
これからほぼ全部の物件にこのホームインスペションの項目が追加される事でしょう
なおさら業界の底上げが必要になってくるのではないかと思います




私の販売するパッケージ商品の中で、ホームインスペクションの商品もあります
この違いを体験してみてください

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