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舗装工事をわかりやすく話してみた件

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こんにちは

今日は舗装工事についてお話してみようと思います

皆さんに関わる舗装工事は? と考えると、幹線道路(大きめの流通道路)の一車線潰して何だかガリガリやってる工事というイメージだと思いますが、邪魔なイメージがありますよね

またはバイパスの新設工事や分譲地の通路の新設、なくてはならないけど、一体誰がどういういきさつで工事してるんだろうと思いませんか?
舗装工事に付随して、歩道やU字溝等、スーパーの駐車場など、上げてみればきりがないぐらい舗装工事はあちこちでやってるんですね

私は建築も四半世紀以上業界にいますが、建設業も同じぐらい実績があるんですよ
ですから、細かな工事の手法も説明できますが、あまりにもマニアックなお話なので、今回はザックリとお話してみますね



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新しく道路を作る時

いろんな事情で新しく道路を作る場合がありますね

バイパスであったり、分譲地が新しく出来て、そこまでの連絡通路であるとか

新しく道路を作る時は、下地になる土の部分から測量して、正確な高さを形成する為に転圧したり両側に水路を据え付けたりする準備をしたりと、同時に施工する項目がいっぱいあります

他の工事と違って、道路や水路は勾配をつけないといけません
水が流れるようにしないと、雨が降った時に流れませんからね
その時、大事なのが測量です
勾配を計算したり、カーブを作って角度を修正したりと、一枚の図面に多くの寸法が書かれています

皆さんが車を運転したり歩道を散歩したりすると、雨の時も水溜りが出来たりしませんよね
それはちゃんとした計算があって出来ているんです
また、幅が広い道路ですと、かまぼこ状に両脇に水が逃げるように計算されて作られています
この計算は、実はミリ単位の寸法で算出されているんですね

また、道路の種類(国道、県道、市道、町道、村道など)によって、アスファルトの下の砕石の厚みの指定が違います
大型店舗やイベント会場も、指定寸法があります
この寸法は指定なので、必ず守って施工しています



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アスファルト張り替え工事の場合

道路で、たまに轍(わだち)が出来ていて、ハンドルが取られるという場合ってないですか?

大型の車が頻繁に通行する道路だと、夏にアスファルトが柔らかくなっている(暑いので、アスファルトが溶けてきちゃう)時には、重みで道路自体がへこんできてしまうという現象がおきます
あまりにひどいと張り替えという工事をします
これは各市町村の土木課道路整備の方で確認して予算を組んでというものなので、なかなか進まない工事になります

測量は、新設当時の図面ではなく、現状を再度測量して改善すべきところを加味して作ります
そして、あとはルールに準じて施工するわけですが、下地の砕石を若干修正しながら水の流れも修正して作っています
まぁ、簡単じゃないってことですね
因みにですが、一時期砕石をRCで施工していた時期があり、それが不法投棄という問題になり、今は砕石となっています
なんでRCじゃだめなんでしょうね



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敷地土間に隣接した舗装工事もあります

隣接したものによって、使う機械や道具が違ってきます

また、歩道は道路の施工の後に作るのが普通です
アスファルトの敷設は、通常下層路盤(5cm)上層路盤(5cm)と2回施工が普通で、両脇に水路や地先ブロック、縁石を設置して広がるのを防いでいます
また、歩道に赤っぽいアスファルトが使われている時がありますが、あれは通称べんがらという染料を混ぜたもので施工したものです
公共事業の場合が多い舗装工事は、最後に図面通りの厚みがあるか検査をします
コアという道具を使って丸くえぐって深さを検査します



土木工事のイメージというと、なんだか荒っぽくて適当でやっつけ的なイメージが強い感じですが、とても緻密で1工程1工程、必ず検査をしながら進めていくという工事です
同時に進める縁石や水路工事についても同様な緻密さが求められます

またアスファルト敷設は、ベテランの集団で施工しないとまっすぐに仕上がりません
これは1工程で1記事になるぐらいの説明が必要になってしまうので、リクエストがあれば次回にでも記事にしますね

土間工事とは違うアスファルト施工のお話でした

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