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建築・建設業界の裏や闇を斬る! 大工のおっちゃん工房

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住宅建設、何故クレームがでるのかを解説

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住宅建築のトラブルはどうして起きるのかを考える



こんにちは

今日はわたしが皆さんと施工店さん、発注元と請負元と言った方がいいのでしょうか
家を建てるにあたって色々なトラブルや不安が出てきます
現在進行形で巻き込まれてしまっている方もいるかもしれませんね

なんでこんなに多くのトラブルが発生してしまうのでしょうか
私、職人の目や経験から検証してみましょう




トラブルと言っても、種類で分けるより、お施主様、施工店、元請けと3つに分けて内容を説明したほうが分かりやすいと思います
また、3者それぞれ悪い所があって発生する事もありますので、そこはご理解ください



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元請けが原因でトラブルになり得る例

ここで、あらかじめお話しておきますが、お施主様(あなたの事)は、ハウスメーカーの展示場で声をかけられた担当者から説明を受け、条件に適えばそこのメーカーに注文するという手順で発注しますね これが注文住宅というものです

ですが、その担当者が引き渡しまで担当になるというのは稀なんですね
また、実際施工する業者さんはハウスメーカーと契約している外注業者さんという場合が多いです
建売住宅も、メーカーさん独自では施工していないのが殆どです
そこで考えられるというより、私が相談された内容でご説明しますと


1、展示場で質問して、出来る出来ないの返事をもらった確認事項が変わってしまった

先にお話ししたとおり、契約までの担当者はそこまで
あとは違う担当者が付く場合が多く、建築中や図面説明時にその事が判明して、ここは事前に確認していると言っても話が通じてなかった

解説

この場合、施工してしまった後という事であれば、図面説明時(その説明さえしない場合もある)に十分な説明しなかったか、担当者どおしの申し送りが十分ではなかったという事が考えられます
また、展示場の担当者は何とか売りたい気持ちが先走って、大げさな表現で説明してしまったという事も考えられます

実際、過去の相談でそういう内容のものがあり、アンケート用紙に記入してあるとわかり、ハウスメーカーにやり直し工事をしてもらったという事例があります


2、施工最中、家族構成などの変更により、メーカーと相談の結果変更したが説明された内容通りになっていなかった

洋間を和室、部屋の大きさの変更、着工後に変更する事は稀にあります
ですが、その時説明された内容と実際出来上がった部屋が説通りにならなかったという事例

解説

この場合、2つの事が考えられます
一つ目は、担当者の説明不足で、変更する事によるデメリットを十分説明しなかった事が考えられます
二つ目は、担当者と現場責任者、または施工班との連携不足で進捗状況を把握していなかったために、十分な変更が出来なかったと考えられます
私が受けた相談内容では、まだ図面検討時だったので、上記のような問題には発展しませんでしたが、危なく着工されそうになっていました


3、担当者の言う事が、昨日と今日とでは正反対、出来ると言ってた事も出来なかった

もうこれは、話にならないレベルなので解説は省きますが、言った言わないで揉めたあと私が相談をうけたので、図面と照らし合わせて証拠を確認した後、弁護士さんに相談してもらいました


まだまだ細かいトラブルはありましたが、概ねこのような事例が多いです
ハウスメーカー独自で施工している場合もありますが、部署が違うことで連携がとれていなかったり、悪質な事例では自社施工と言いながら他社に外注していた事例もありました
こういったトラブルの場合、建築期間内であれば修正できるものや、すでに施工してしまった個所など様々なので、こまめに現場に出向いたり、書面やメールといった後に残せるものを保管していくのがいいでしょう



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施工班が原因でトラブルになり得る例

施工班は、それぞれ専門職の職人が施工の順番に入れ替わり立ち代わり現場に入ります
その手配や材料の搬入、その他諸々を管理するのが元請けの現場監督です
通常、現場に常駐するのが基本ですが、現状は半日や数時間、会社によっては1監督に数現場を預けるため、数日に一回という場合も実はあります
そういった事からか、いくつかのトラブルがありますので、お話しますね


1、決められた日に入って、材料が入ってなかったため工事が出来ず、次の現場があるためその現場が1週間以上入れなかった

2、変更の連絡指示がなく、図面どおり作ってしまった

もうこれは解説する必要もないですね
監督の怠慢によるものです
ですが、監督という仕事は物凄い仕事量で、朝現場に入ったら夕方からは事務作業、簡易図面の作成、会社が休みでも休日出勤して現場管理という事を毎日こなしています
問題は適切に監督を配備して適切に現場を管理させるという会社が怠慢だと言えます
私が上記の相談を受けて、監督さんに内容を確認したり、知り合いの監督さんに状況を聞いても同じ答えでした
勿論会社の責任者にクレームを入れて、お客様に対応してもらいました

3、前記に申し上げたとおり、各専門職の職人さんが出来上がりまで入れ替わる現場では、自分に関わる所以外の、例えば廊下や階段に傷をつけてしまう場合があります


こういうトラブルの場合、通称リペア屋さんという職業の方がいます
シンクやフローリングなどはクリーニング屋さんが対応出来ます
小さな傷は誰が見てもわからないほど直してくれます

 

 




これは、私の立場では言いにくいのですが、お客様が原因でのトラブルもあります
最後にこれをお話してこの記事を終わりにしましょう

まず、図面通りに施工したにも関わらず、何かと細かなクレームを入れて、ワンランク上のものや値引きを強要する方がいます
また、工事中にも関わらず大工さんに材料のいいのを持ってくるように内緒で言ったりする方もいました
工事の内容に不満があるという相談内容だったんですが、詳細を聞いたらそういう事だったんです
契約内容にない事を強要したり、値引きを強要した事が明白になると、最悪違約金まで払って工事途中で撤退という事になるので、充分注意してください


今現在、お困りの方はこちらからご相談ください

また、直接現場でという方は、ブログのお問い合わせからご用命ください

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